中国発のAI企業・モデル名。2025年初頭、米国大手より桁違いに低いコストで高性能モデルを公開し、世界のAI業界に「DeepSeekショック」を起こした。
DeepSeekが衝撃だったのは、性能そのものより「安く作れてしまった」こと。巨額の計算資源がなければ最先端AIは作れない、という前提を揺さぶり、株式市場まで動かしました。モデルの中身(重み)を公開するオープンウェイト戦略も特徴で、世界中の開発者が手元で動かせます。
一方で、学習手法をめぐる議論(蒸留の項を参照)や、データの扱いに関する各国の警戒など、論点も多いモデルです。ビジネスで使う場合は「性能」と「データがどこに送られるか」を分けて評価するのが鉄則。この一件以降、AIは一強ではなく多極化の時代に入りました。
チャット版は無料で使えます。モデル自体もオープンに公開されており、自分のマシンで動かすこともできます。
公式アプリはデータの扱いへの懸念から、企業や政府機関で利用制限される例があります。一方、オープンモデルを自社環境で動かせばデータは外部に出ません。用途で切り分けるのが現実的です。
用語を覚えるより、ストーリーで体感するほうが早い。