COMIXAI吉川 聡史
しくみ・技術ちぇーんおぶそーとChain of Thought

チェーンオブソートとは?

DEFINITION — ひとことで言うと

AIに「考える過程を順番に書かせる」と正答率が上がるという技法。「ステップバイステップで考えて」の一言が有名になった、思考の連鎖。

DIAGRAM — 図解
チェーンオブソートの図解質問即答→ ミスしがち質問考える過程を順番に書く→ 正答率UPこの知見をモデルに組み込んだのが「推論モデル」
途中式を書かせると、AIも計算ミスが減る

人間も暗算より筆算のほうが間違えないのと同じで、AIも途中式を書きながら答えるほうが論理ミスが減ります。「ステップバイステップで考えて」と添えるだけで数学や論理問題の正答率が跳ね上がる——という発見は、プロンプト研究の金字塔になりました。

この「考えてから答えると賢くなる」という知見をモデル自体に組み込んだのが、いまの推論モデル(reasoning model)です。つまりCoTはプロンプトの小技から始まり、AIの設計思想まで変えた出世頭。人間への教訓めいたものすら感じます。

SECRET — 隠しコンテンツ
速い脳と遅い脳、使い分けろ。
即答すべき仕事と、考えてから答えるべき仕事。反射AI⚡と熟考AI🧠に振り分けるリアルタイム采配ゲーム。

チェーンオブソートのよくある質問

Q.今でも「ステップバイステップで考えて」は必要ですか?
A.

推論モデルの登場で、明示的に指示する必要性は下がりました。ただ、複雑な依頼で途中の考えを見せてほしいときには今も有効です。

Q.なぜ書かせると正答率が上がるのですか?
A.

人間の筆算と同じで、途中経過を出力させると論理の飛躍が減るためです。この知見が、のちの推論モデルの設計思想になりました。

用語を覚えるより、ストーリーで体感するほうが早い。

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