AIに「考える過程を順番に書かせる」と正答率が上がるという技法。「ステップバイステップで考えて」の一言が有名になった、思考の連鎖。
人間も暗算より筆算のほうが間違えないのと同じで、AIも途中式を書きながら答えるほうが論理ミスが減ります。「ステップバイステップで考えて」と添えるだけで数学や論理問題の正答率が跳ね上がる——という発見は、プロンプト研究の金字塔になりました。
この「考えてから答えると賢くなる」という知見をモデル自体に組み込んだのが、いまの推論モデル(reasoning model)です。つまりCoTはプロンプトの小技から始まり、AIの設計思想まで変えた出世頭。人間への教訓めいたものすら感じます。
用語を覚えるより、ストーリーで体感するほうが早い。