あらゆる分野で人類の知性を大きく超えるAIを指す概念。AGI(人間並みの汎用AI)のさらに先の段階で、シンギュラリティ論や安全性研究の主題になっている。
AIの到達段階は、特化型AI(現在)→AGI(人間並みの汎用性)→ASI(人間を超える)という三段の梯子で語られます。ASIは科学研究や戦略立案まで人類より上手くこなす仮説上の存在で、「AIがAI自身を改良し始めたら、進化が急加速するのでは」というシンギュラリティ論とセットで議論されます。
空想的に聞こえますが、主要AI企業のトップたちが「安全なASI」を公然と開発目標に掲げているのが2020年代の現実です。だからこそ、暴走させないための研究(アライメント)に本物の投資が流れています。遠い話としてではなく、「業界が本気で目指している方角」として覚えておく価値のある言葉です。
上の本文の「超知能(Superintelligence)」は、AGIのさらに先にある、人間の知性を大きく超えたAIを指す技術用語です。2026年9月、この綴りに別の使われ方が加わりました。9月22日の国連総会演説で、トランプ米大統領がAI(Artificial Intelligence)を今後「Super Intelligence」と呼ぶと表明し、米国の公式文書でこの呼称を使うと宣言したのです。こちらの「SI」は、いま動いているAI全般の言い換えで、この項が説明している超知能とは別のものを指します。
読むときの目安は、出どころです。米政府やホワイトハウス発の文書にあるSIは「AIの言い換え」、研究や安全性の議論に出てくるSuperintelligenceはこの項の意味——と読み分けてください。このサイトでは混乱を避けるため、従来どおり超知能=人間を超えたAIとして書きます。呼称変更そのものの経緯は別の項にまとめました。
別のものです。米政府が2026年9月に打ち出した「SI(Super Intelligence)」は、いま動いているAI全般の呼び名の言い換えです。この項の超知能は、あらゆる分野で人間を大きく超えた、まだ存在しないAIを指す技術用語です。同じ言葉が二つの意味で使われているので、出どころで読み分けてください。
用語を覚えるより、ストーリーで体感するほうが早い。